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INTERVIEW

anoanoゆめ色コンサートvol.1 ~藤森亮一のチェロで愛の種を撒こう~ インタビュー

藤森亮一(チェロ)村沢裕子(ピアノ)

◎精力的な音楽活動と平行して様々な慈善活動にも力を注がれておられる村沢様の活動の根源にある原動力はなんでしょうか?
ピタゴラス、プラトン、アリストテレスなどの哲人たちも、音楽が聴く人の魂を動かし、医術によって肉体を治すのと同様に、心理に高い効果を与えると考えていましたが、クラシック音楽には1/fゆらぎがあり、私たちの身体がもつ1/fゆらぎと強い親和性があるため、体に与える影響も大きく、末期がん患者の鎮痛薬の使用量が3分の1に減ったり、脳梗塞の後遺症や認知症患者の症状の改善に役立つことが研究結果で明らかになってきたそうです。この音楽の持つ心理面、肉体面への恩恵を様々な形で届けたい、という思いが原動力となっています。

◎今回のようなチェロとピアノによる室内楽を演奏されるとき、音響に関しては然ることながら、その他に「空間」を意識されることはありますか?
空間への音の飛び方と色を意識するように思います。チェロの音色が空間に広がるのにピアノで色を添える、そして更に美しい方向に飛ぶように空間を音で広げる、というような融和の感覚でしょうかね。

◎本格的なクラシック音楽のみのコンサートにこだわりを持っていると言われていましたが、バッハやベートヴェン、過去を生きた偉人たちの音楽を、現代を生きる音楽家として演奏することに何か思うことはありますか?
過去を生きた偉人たちの意図や思い、またその楽曲に関係した様々な人々の思い、無念もありますでしょうし、喜びもありますでしょう。その声を時空を超えて今に顕現していく、そこに現代を生きる演奏家としての努めがあると思っています。

◎それでは最後に、今後の活動に関してお聞かせください。
音楽の持つ力、恩恵を更に多くに届けて行きたいと思っています。

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